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Bloom Envelope (2012)
世界中どこにでも手に入るような単純な素材を誰でも組み立てられるような仕組みを通じて、ドームや洞窟という建築の原型を辿ることで根源的な人の居場所をつくる。
「プリミティブなアイデアとそこに隠された高度なテクノロジー」、そんなことを建築空間や家具などを考えるときに常に意識している。アクセスが容易になりつつあるコンピュータシミュレーションやCNCといったテクノロジーは、これまでの素材の扱い方や伝統的な構法を拡張し、どこにでも手に入るような材料と単純なプロセスで構築される空間やプロダクトの可能性を進化させる。Bloom Envelopeは、紙という素材を用いて自然と人工が融合したような新しい居場所の構築を目指したものである。
- 素材:museum paper 2ply / paper clip
- 2011年度 特別制作研究助成プロジェクト
- 2012年度 春の顔見世展
Bloom Envelope 制作プロセス
01_surface study_
直線と曲線が融合した3次曲面の生成
自然と人工であることを融合させたような居場所を意識し、ここでは自然を曲線に、人工を直線に見立て、その異なる質を持つふたつの幾何学がスムースに移行してできるような3次曲面の生成をシミュレーションしている。![](/wp-content/uploads/2020/11/13.png)
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02_construction study_
小さな要素による曲面の構成
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03_final model_
construction data の作成
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